以前読んだ吉原理恵子さんの『銀の鎮魂歌』のドラマCDを購入。
森川さん×石田さんなCDです。
最近8年ぶりくらいの石田彰ブームがきているんだ。
石田さんが演じている獣の奏者エリンに出てくるいかにも悪そうなキャラがものすごく好きなんです。ものすごく好きなのに名前覚えてないっていうのは気にしない方向で。
石田さんの悪役演技たまらん。
まあ、そんなことより『銀の鎮魂歌』ですよ。
いやあ、石田さんの演技良かったわー。
キラの儚げなイメージにぴったり。
イリスを愛していると叫ぶシーンの悲痛さといったらもう…
森川さんは若き帝王、ルシアンを演じています。
帝王が帝王役(笑)
恐ろしいほどにはまり役でした。
後半二人が馬に乗るシーンが好きです。
馬に揺られる身体だけでなく、心も本当は寄り添っているのに、もうどうにもならない二人。
切ないわー
このCDの脚本って吉原さん自身が書いているんですよね。
吉原さんって独特な文章書く方だけど、このCDの脚本はすばらしいと思います。
無駄がなくて、吉原節をきかせつつも格調高い。
モブの「ハッハッハッ、さもありなん」に気を取られることが何度かあったけど(笑)
音楽も美しい。
いいCDでした。