観てきました!
妹も一緒だったのですが、R-15で入れず(笑)
R-15って15歳未満禁止なだけでなく15歳未満、中学生以下禁止なんですね。中学生って不憫…
首かっさばいて血ドバ~なシーンがだめなんでしょうね。
でもそういうシーンって年齢に関わらず大丈夫な人は大丈夫だし、だめな人はいくつになってもだめだよね。
ま、仕方がない。妹にはDVDが出るまでがまんしてもらおう。
肝心の映画ですが、私はとてもおもしろいと思いました。
この映画は、スウィーニー・トッドが妻を奪い、美しく成長した娘のジョアナにまで手を出そうとしている悪徳判事タービンに復讐する物語です。
スウィーニーは理髪師として働き、やって来た客を殺します。その死体の肉を、スウィーニーに思いを寄せるミセス・ラベットがパイにします。パイの店は大繁盛。
こうして生活しながら、スウィーニーは復讐の機会を虎視眈々と狙います。
人肉ミートパイ製造OPの段階でテンションが上がりました。ティム・バートンの映画を観ているんだって気分がいやがうえにも高まります。
映像もきれい。
全体的に色を押さえていて、白黒映画を観ているよう。血の色だけが鮮やかです。
それが回想や空想の場面になるとパステルカラーを帯びて、まるでおとぎ話の世界。
ティム・バートンはこういう色の対比をよく使いますよね。大好きです。
キャストもよかった。
ジョニデはもちろんめちゃくちゃかっこよかった。
狂気じみた目つきやら動きやら、もうゾクゾクします(*´ω`)
歌もうまかったと思う。
ミセス・ラベット役のヘレナはとにかくかわいい。髪型も衣装もすてきです。
ってかラベットかわいいよ~!
報われない恋をするキャラに弱いんだよ…
タービン判事役のアラン・リックマン! エロス!(笑)
ストイックなスネイプ先生のイメージが強いので、女好きって設定だけでエロス!←
ジョアナの部屋を覗く彼や、無精ひげを気にする彼や、歌う彼が愛しくてしかたがないのですがどうしたらいいのでしょうか(*´Д`)←
しかし、この映画のキャスト、ハリポタを観ているような気分になるな(笑)
ミセス・ラベット役のヘレナはベラトリックスだし、タービン判事はスネイプ先生だし、タービン判事の部下はペティグリューだし。
いや~、楽しかった!
歌もかっこよかったし。
スウィーニーとタービン判事が歌う歌がすごい好き。美しいメロディーに乗って首を切ろう、切ろうとする様子にドキドキしました。
悲劇的なラストは様式美を感じましたよ。復讐はなにも生まないんですよね…。
もとになったミュージカルのほうもぜひ観てみたいなあ。